水滸伝第1巻「曙光の章」【書評・感想】

皆さんこんにちは。
こうすけです。

今回は、私が中学生の時にドハマリして全巻読破している「水滸伝」についてもう一度読みたくなったのでブログ書いていきます!
最近、キングダムが流行っていますよね?
私も好きでよく漫画を読むのですが、キングダムは、中国の秦の始皇帝のお話です。

中国の歴史小説の中でも不動の人気作である、三国志は根強いファンや人気があります。これは、三国時代のお話です。
その後の時代なのですが、なぜか水滸伝は人気が出ない・・・。

ちょっと、それは悲しいな〜と思いまして今回から水滸伝1冊ずつもう一度読んであらすじや感想を書いていきます!
登場人物がそれぞれ個性的ですし、人間ドラマに惹かれます。出会いに、別れ様々な出来事も重なって
面白いですし、私はこの水滸伝が大好きなので是非皆さんに読んで下さいね!図書館にも置いてあります!

■本の紹介

水滸伝は中国の宋時代の内容となっています。
詳しくはウィキペディアにまとめられておりますので
そちらを見ていただいた方が早いと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%BB%B8%E4%BC%9D
私は、北方謙三さんが書いた水滸伝しか読んだことがないので、他のものは見たことありません。
第1巻は「曙光の章」ということで全19冊のうちの1巻目です。※(しょこう)と読むのだそうです。
文庫本で購入しているのですが、380ページくらいで私は読むの遅いほうですが2時間程度で読み終わりました!
それでは、次から本のあらすじを紹介していきます。

■あらすじ

  1. 王進、魯智深と出会う。
  2. 王進、反乱の容疑がかけられ母親とともに逃亡。
  3. 王進と史進の出会いそして師弟関係が誕生。
  4. 林冲、妻が襲われてると勘違いし、高俅の使者を一刀両断する。
  5. 林冲投獄。妻が自殺。
  6. 次々と集まる仲間たち
  7. 林冲牢屋の中で気づく妻への愛
  8. 林冲脱獄、新たな任務でで更に投獄。
  9. 芽生える友情。林冲新たな仲間を二人担ぎ脱獄
  10. 林冲、宋江と涙の再会。と、こんな感じで終了です。
    自分で整理してみると、1巻の中でこれだけ盛りだくさんなのかと思いました!
    読み進めている間は全然気にならなかったのですが・・・。
    それでは、次に登場人物の紹介を簡単にしていきます!

■登場人物紹介


王進・・・禁軍武術師範


禁軍とは皇帝直属の軍のことで、おそらくは精鋭部隊というような意味合いだと思うのですがこの時代の禁軍はそうではなかったようです。
王進は、このままではいかん!と思い国のためを思って禁軍を変えようとするもあえなく撃沈。
反乱の容疑がかけられ逃亡することになります。
史進と出会い、自らの人生でやり残したことに気付き師弟関係を作る。

林冲・・・禁軍武術師範代→禁軍槍術師範

おそらく王進よりは立場が下(師範代のため)であるが槍に関しては王進と互角かそれ以上と言われる。豪傑。
妻に対する思いに気付き苦しみます。
私が一番好きな登場人物です!!

史進・・・村長の息子、有名な乱暴者

純粋で成長意欲ハンパない青年。この当時は20歳になっていない。
すごく意識高いはずなのに、天狗になってしまっている辺りがリアル。

魯智深・・・放浪の坊主

体の大きな坊主。話をするのも聞くのもすごく上手。おそらくは人を惹きつけるものを持っているのだと思う。
友達にしたい人No.1です!!

高俅・・・禁軍大将

theクズ野郎ですね。本当に腹立たしいです。悪人中の悪人というやつですね。

■ここが感動!こうすけオススメポイント!

第1巻はまだまだ序盤ですので、それぞれの思いが形になっていない状態です。
試行錯誤しながら前に向かって進もうとする気持ちなどが感じられる作品になっています。

今回のおすすめポイントとして、王進の名言と林冲の成長をあげます!

〜王進と魯智深の会話〜(水滸伝第1巻から引用)
「私は、禁軍の改革に、微力を尽くす。それは、たまたま私が禁軍武術師範だからだ。私が農夫ならば、一粒の麦を立派に実らせるために力を尽すだろう。人はそれぞれにそうやって生きていけばよいと思う」
〜王進と史進の別れの時の会話〜(水滸伝第1巻から引用)
「おまえに会えて、よかったと思う、史進。別れの言葉は言わぬぞ。なぜなら、別れではないからだ。私は、おまえの中で生きている。そう信じている」

みなさんも見てわかると思いますが、この王進の真っ直ぐな表現。本当に素敵な方ですよね。
特に私は、魯智深との会話が好きです。
自分の今の状況に合わせてできることを一生懸命やる。
これがどれだけ大切なことなのか、改めて考えさせられる文章でした。

愛していない⇒奥さん自殺⇒愛していることに気付く
典型的な、失ってから気付くパターンです。
本当にこういうことって多いですよね・・・。だからこそ共感できる部分でもあります。
失ったあと、もがいて成長していく姿、このあとの展開を知っているので
もうくぅ〜〜!ってなります(笑)
きっと、林冲自身は愛を伝えられなかったと悔やんでいると思いますが、
きっと本人が気付いていなくても相手には伝わっていたんだと思います。

■第1巻まとめ

第1巻はこんな感じです。本当は色々登場人物出ているのですがそれはまた後の巻で紹介することになるはずなので楽しみにしていてください!
次の第2巻ではどんな展開になるのか楽しみです!!

色々更新しています。良かったらフォローお願いします!